11月30日に開催されたBPStudy#63で「Scalaプログラミング・マニアックス」と題してお話させていただきました。
「ゆるふわScalaプログラミング」 といった方向性を考えていたのですが、11月中にあまり時間を取ることができず、今まで作ったScalaに関するスライドの再構成という形にしました。ただ、Scalaプログラムの細かいところに踏み込まず、Scalaプログラミングの要素技術、特にJava系のオブジェクト指向プログラミングでは意識することのない技術に焦点を当てることを目指しています。
Javaなどオブジェクト指向プログラミングをひと通り知っているプログラマが「全く聞いたことのない技術ばかり!」と驚いてもらえたら成功です。
とはいえ、実際の所Scalaはオブジェクト側に倒してある言語なので、オブジェクト指向を主、関数型を従の塩梅で使うのがよく、あまり関数型方面ばかりを強調するのもミスリードの可能性もあります。
そうではあるのですが、今のタイミングでJavaからScalaへ乗り換えるべきである積極的な理由としては、Javaにはない新しい概念、新しいプログラミング・モデルを使うことで、新しい現実であるクラウド・アプリケーションに対応できる可能性が高まることです。このための新技術、特にオブジェクト指向プログラマが見たこともない技術に気づいてもらうのがセッションの狙いというわけです。
この観点から、クラウド・アプリケーションに必要な要素とScalaの言語機能の関係をまとめてみようと思っていたのですが、セッションの段階ではまだまとめきれませんでした。そこで、ブログの方でセッションを振り返りながらつらつら考えていきたいと思います。
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