明日6月25日に拙著のScala入門書『ボクらのScala』が出版されます。
副題は「次世代Java徹底入門」となっています。
題と副題は編集のYさんがつけたものですが、なかなかよい感触です。
少し冒険的な副題ですが、二年ほどScalaをいろいろと触ってみてのボクの実感とも一致しています。
内容をみてYさんもそのように感じられたのだと思います。
Scalaは色々な言語のよいところを絶妙のバランスで配合しており、プログラミング効率も高く、高い実用性を備えています。その上で、DSL、マルチコア、クラウドといったこれからの応用を実現するために必要な機能が整備されているのが美点です。
今すぐ便利であるのはもちろん、これからの10年を乗り切るための基盤ともなる言語といえるでしょう。
ただ、言語仕様やライブラリの使い方を一度にすべて把握しようとすると初学者には敷居が高いので、普通のプログラミングをする上で普通に必要な言語仕様やライブラリを、学習段階に合わせて説明していくというアプローチを取りました。
400ページに収めるために、大幅に原稿を削りました。
原稿を書く側からすると辛いところですが、逆に読者の側からは内容がコンパクトになって読みやすくなったのではないかと思います。
割愛した原稿は、このブログで随時アップしていこうと思っています。
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