2012年2月21日火曜日

SimpleModeler 0.3.3

モデルコンパイラSimpleModeler 0.3.3をリリースしました。
基本的にはマインドマップ(XMind)とCSVからクラス図を生成する処理が実用フェーズになっています。
SimpleModelerは、プログラム生成処理のフレームワークを新しいものに入れ替えたため、以前動いていた処理は動かなくなっています。
重要度の低いと思われる機能は削除予定です。(必要に応じて新フレームワーク上で再実装します。)

機能

Simplemodeler 0.3.3では以下のオプションを提供しました。
オプション機能状況
projectプロジェクト生成α
importモデル移入α
convertモデル変換試験的
html仕様書生成α
javaJava生成α
androidAndroid生成α
diagramクラス図生成
buildプロジェクトビルド試験的
gaejGoogle App Engine Java生成試験的
gaeGoogle App Engine Python生成試験的
gaeoGoogle App Engine Oil生成削除予定
grailsGrails生成試験的
g3g3生成試験的
asakusaAsakusa生成試験的
基本的にはマインドマップ(XMind)とCSVからクラス図を生成する処理が実用フェーズになっています。その他の機能はα版または試験的実装の状態です。

インストール

プログラムの配布は、Scalaで最近注目されているconscriptを使っています。conscriptのインストール方法は以下のページに詳しいです。
Linux, Macであれば、以下のようにすればインストール完了です。
$ curl https://raw.github.com/n8han/conscript/master/setup.sh | sh
conscriptをインストールした後、以下のようにしてSimpleModelerをインストールします。
$ cs asami/simplemodeler
以下のコマンドがインストールされます。
sm
SimpleModelerコマンド
$ sm -version
Copyright(c) 2008-2012 ASAMI, Tomoharu. All rights reserved.
SimpleModeler Version 0.3.3 (20120220)

使い方

マニュアルはまだありません。以前のバージョン用のものがありますが、機能が色々変わってしまったので一から見直す予定です。
リファレンスマニュアルとユーザーガイドの元ネタをこのブログで随時書いていきます。
クラス図生成
CSVまたはXMind(マインドマップ)からクラス図を生成することができます。
以下のCSVファイルをsample.csvとして用意します。
#actor,base
顧客
個人顧客,顧客
法人顧客,顧客
#resource,attrs,powers
商品,商品名;定価(long),商品区分(第1類;第2類;第3類)
#event,parts
購入する,顧客;商品
SimpleModelerを以下のように実行します。
$ sm -diagram sample.csv
以下のクラス図の画像が生成されます。

モデル記述に使用するCSVの文法は近いうちに説明する予定です。

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